妓艶屋日記【鞭打ち同衾】
ここは娼楼「妓艶屋」。
甚振り、折檻、色責めの凌虐好きな男衆が年増女郎を求めてやってくる。
私は女将の礼子。
女郎たちは大切な稼ぎもと、いくら虐めるのが好きだと言っても体に傷はつけさせない。
でも、大枚をはたかれたら話は別。実はここだけの話だけど、「どうしても、」と、お気に入りの女郎を期限付きで貸し出しもお取り引き次第なの。
この男もその類い、今、半年の期間でお目当ての女郎を貸し出してるの。でも、女郎の傷が癒えてまた客を取らせるようになるには、またひと月は要るから相当な額になるのよね。
それでもドスケベで変態男は、お金に糸目はつけないのよ。目をつけられた女郎は堪ったもんじゃないけど、ね。
今日はその男がやってくる日。そろそろかな?女郎に支度させなきゃ。
私はこの男に買われました。男は私を裸にすると後ろ手に縛り、鞭でお尻を打ち続けました。紅い打痕が幾筋も重なり血が滲むまで… 。私が悲鳴をあげて泣き喚いても赦してはもらえません。私の足掻く姿が更に男の欲情を掻き立てるようでした。
男は打ち終えると襖を開けました。その隣の和室には白いお布団が敷いてありました。行灯の蝋燭の火がお布団の皺を照らし、怪しく揺れて波打たっているようでした。
男は私をお布団の縁に座らせると褌を解き、硬くなった陰茎を私の顔の前に差し出しました。
男は私に奉仕させたあと、背後に回り押し倒すと後ろからいきなり陰茎を挿し込んで、紅い傷痕のお尻を叩いたり抓ったりしながら激しく突き続けました。かり首が見えるほどに引き、また長く深く根元まで突きました。
男はそれから、私を表にしたり裏にしたりと体の向きを変えては姦通しました。
私は抜き挿しを繰り返されるうちに、鞭の傷の痛みがやがて疼きに変わっていきました。その証に、私の筒から溢れる汁が男の陰茎に塗れ、淫らな音を立て始めます。
私はいつの間にか、食いしばっていた口が緩み、荒く熱い息を吐いては吸い、乾いた唇を舌で舐めて潤していたのです。
私は幾度昇り詰めたのでしょう?
それでも男は容赦なく貫きました。男も種汁を私の中に放っている筈ですが、男の陰茎の硬さは衰えず貪りあさるように嬲り続けました。
男は翌日も娼楼にやってきました。
まだ癒えていない鞭の傷に追い打ちをかけられました。そのあと姦通されるのかと覚悟を決めていましたが、男が用意してきたのは浣腸器でした。私は「それだけは…」と懇願しましたが、買われた身に抗いは赦されません。
私は強いられるがまま、男の前で催剤を受け入れ、お腹のものを木桶の中へ…
男は手拭いでお尻を拭ったあと、お布団が敷かれた間の襖を開けました。
布団の脇の木箱の中には、先程の… もうひとつの穴に使う道具が置かれてありました。私は慄いて立ち止まっていると、男は私の首輪の綱を引きお布団の上に連れていきました。