妓艶屋日記【からくり木馬 壱】
ここは娼楼「妓艶屋」。毎日のように凌辱マニア達が女郎を求めてやってくる。
私は女将の礼子。
此処には家業柄、様々な責め具や拷問具が揃えてあるの。その中にはもちろん三角木馬もあるわよ。こういうの好きで趣味で作っているお客さんがいて時々寄贈してくれるのよ。「好きは物の上手なれ」よね。この前持って来てくれた木馬、只の木馬じゃなくて、両方のお穴用に張り型が付いててハンドルを回したら伸びたり縮んだり、お核が当たるにところには電気も流れる細工をしてあるの。まさしく「からくり木馬」。
昨日来たお客さんが偶然その木馬を見て凄く気に入ってくださって、説明してあげたら早速使ってみたいって。
それで、誰に試すのかって? それはね、ふふふ、早紀さんなの。早紀さん、此処へ来て暫く経つのにまだ頑なに抵抗するのよ。だから連れて行くのもお客さんに頼んでいつも力づく。早紀さん、こんな悍しい拷問具を見たらどうなるのかしら?うふ、ちょっと面白いから白羽の矢を立てちゃった。
お客さんにお話したらとっても乗り気になられて、お仲間を二人連れて今晩来られることになったの。もちろん早紀さんにはこれから伝えるわ。
女将「早紀さん、今日のお相手は三人様よ」
「素直にならなかったら、また手荒くなるわよ」
早紀「お願い、もう、家に帰して」
女将「あら、でもあなた、いつも悦んでいるじゃない」
「ここの暮らし、まんざらでもないように見えるけど?」
早紀「 … ち、ちがいます!」
実は早紀さん、とても感じやすくて逝きやすい体質なのよね〜。言葉では抗ってるけど体は一度スイッチが入れば喘ぎっぱなし。貞操念が強いのか、自分の淫な性(さが)を認めたくないのか、いい加減心の扉を開いて愉しめば楽なのに、ね。
女将「どうするの?早紀さん」
「ここでお客さんに痛い目でも…」
早紀「連れて来ないで、… 行きます」
女将「わかったわ、お利口さんね、うふ」
「念の為、手枷を付けさせてもらうわよ」
面倒になるから、早紀さんにはあの木馬の事は伝えてないのよね。あとはお客さん達に任せましょ、、うふふ。
女将「遅くなりましたぁ、連れて来ましたよ」
「あとはよろしくねぇ」
早紀「 ……… 」
男達「おおっ、あんたが早紀さんかぁ」
「こりゃあ別嬪さんじゃのぅ」
「今宵は、よろしゅうなぁ」
私は早々と部屋を出ちゃったけど、、ちょっと心配だったからお隣の部屋で様子を伺うことにしたの。暫くしたら案の定、早紀さんの悲鳴が…。お部屋の真ん中にズドンとあの三角木馬が置いてあるんだもの。何をされるのかぐらい、早紀さんも分かるわよねぇ。
早紀「い、いやっ!そんな、そんなこと!」
「やめて、やめて、お願い!いやっ、やめてぇ」
思ったとおり、、早紀さんが部屋を出ようとしたからお客さん達が捕まえて、暴れる早紀さんを押さえつけて無理やり着ているものを剥ぎ取りにかかったの。
そしたら早紀さん、失禁しちやって。でもお客さん達はお構いなしって言うか、お漏らしを見て余計に興奮しちゃったようで、早紀さんめちゃくちゃにされちゃって…。
早紀「い… い… いやぁ… ゆるしてぇ」
男達「暴れても無駄じゃ」
「ほらぁ、ええ加減、観念せんかぁ」
早紀「お… おねがい、や、やめて…」
つづく …
妊娠線のある女
男は「奴隷契約書」を差し出し、私に読ませ、指を切り血印を押させました。
男「今からお前は俺の奴隷だ」
「着ている物を全部脱げ」
私「 … はい … 」
私は男の前に立ち、言う通りに全裸になりました。そして男は私の体を舐めるように隅々まで眺めていきました。
男「この腹の線は何だ?」
私「 …… 」
男「何だと訊いてるんだ」
「俺の質問にはすべて答えろ」
私「 … 妊娠線です」
私がそう答えると男は、人差し指で数えるようにひとつひとつなぞっていきました。
男「子供がいるのか?」
私「 … は い」
男「何人だ、男が女か、歳はいくつだ、」
私「娘が二人です、21歳と19歳 … です」
男ははそれを聞いてニヤリと微笑み、暫くして言いました。
男「お前がもしこの契約を破れば、」
「代わりに娘がやることになるぞ」
私「えっ?そんな… いや、いやです!」
男「だったらお前が俺の言う通りにすればいい」
私「 …… 」
男「じゃあ、始めるか」
「そこの縄を持ってこい」
妖姿媚態
奥さん、あんた日に日に艶かしゅうなるのぉ
飽きるまで可愛がっちゃろうかと思うっとったが
とうぶん此処へおるようになるかもしれんなぁ
さっき出したばぁじゃが、ほれ、もうこげぇに
飯食うたらまた来るけぇ、ちぃと休んどけぇ
還暦熟女調教志願 …十七
此処へ通い始めて半年が過ぎました。もう何度目の調教でしょうか?一日の時もあれば、数日泊まり込みで受けることもあります。また、ご主人様お一人の時もあれば、複数の男性に貸し出される時もありました。
私に課せられた調教の稔りは、理不尽な辱めと苦痛を強いられることによって悦びを感じる性(さが)に成ること。ですので、調教の度に与えられる痛みと苦しさは増していきます。
今日はご主人様の元での調教と聞いています。調教部屋の中、着衣のままでご主人様が準備されるご様子を目を逸らさず一部始終見なくてはなりません。これから躾けられる覚悟のために。
ご主人様はひと言も発しません。私はすべての動きを見極め察して、無言の命令に速やかに従っていくのです。ご主人様の動きが止まります。私は全裸になり、体の前で手首を合わせます。用意された磔台に付けられた縄の位置で解ります。
手首を縛られた後、ご主人様が向けた視線の先、台の上に。台に乗ると四つん這いになり縄を掛けられます。台の位置は、高窓から射した陽の光がお尻を照らす角度に置かれています。
無防備に晒される陰部と肛門。自ら開くことは、いくら躾けられてもまだ躊躇してしまいます。閉じたままの足をご主人様が叩きます。私は足を開き、拡げられたまま足を固定されて、ご主人様の次の動きを待ちます。
紅い蝋燭を手にしたご主人様。私は思わず首を振りました。私の肌は熱さに弱いのか、蝋燭を垂らされるのは耐えられない責めなのです。ご主人様はそんな私を知って容赦なく蝋燭責めを課してきます。
苦熱と快感を交互に、または同時に刷り込まれ、互いの感覚が覆いかぶさり混ざり合いながら増長されていきます。被虐の因果に化ていく私の性(さが)。緊縛され、ただ従うことを負わされる安堵に、身を任すのです。
もっと… もっと… 蝋燭をください…