姦淫の烙印
この女、亭主持ちであるくせに、村の男と密通し亭主を怒らせて、三日前に儂らに売られてきた。亭主の怒りは相当なもので、女房を慰み者として一生飼ってくれと言う。女の歳は五十路手前、離れの蔵に閉じ込めてある。さてさて、今日から折檻じゃ
「オメェも、不幸なおなごじゃ、一度の過ちで、こんな挙句になるとはのぉ、じゃが、儂らも金を貰ったもんで亭主の言いつけは守らんとあかん」
「けぇから、おめぇに入れ墨をいれるけぇな」
「一生此処から抜けられんようにする為じゃ」
「… 後生ですから、それだけは… 堪忍してくださいまし… 」
「ああぁぁぁ〜〜 いたいぃ〜〜〜 いやぁぁぁ〜」
「おめぇは別嬪で男好きする身なりじゃ、心の奥底に淫蕩で卑しい芽を持っとるからじゃろ」
「それがどんなもんか儂らの手管で暴いちゃるわ」
「あああ〜〜 い いやぁぁぁ〜」
「あぁぁ そ そこは だめぇぇぇ〜〜」
「なんじゃ、この厭らしい汁は?」
「もう逝くんか? 逝きてぇんか? 言うてみぃ」
「だ だめぇぇ〜 か 堪忍してぇぇ」
「い いぃ いぃぃ い」
「い く… いく… 逝きますぅ あぁぁ〜」
「逝かせてください、じゃろ!」
「い 逝かせて 逝かせて くださいぃぃ〜」
「やっぺぇおめぇは、儂らの見立て通りの淫らなおなごじゃ」
「おめぇ、亭主の摩羅も咥えたことがねぇそうじゃのぅ、姦通の男の摩羅はしゃぶったんか?」
「そ そんなこと… 」
「まぁええ、此処におるからにゃ儂らの言うことを訊いてもらうでぇ、おら!手始めに儂らの摩羅を味見せぇや!」
「い… いや いやです」
「生娘じゃあるまいし、言うこと訊けぇ!」
「おめぇを飼うんなら、此処で稼いでもらわんとな、三つの穴使うてなぁ、先ずは生意気なその口を仕込んじゃる」
「おらぁ、口開かんか〜!」
「い いやぁぁ やめてぇ… いや… できない 堪忍してぇぇ」
「次はいよいよ下の口じゃ、二つあるけぇ、順番に嵌めちゃるわ」
「堪忍! 堪忍してくださいっ! いやっ いや!」
「あ ああぁぁぁ〜〜 いやぁぁ〜」
「おおぉぉ、年増のくせして、えぇ締まりしとるのぉ〜〜」
「入れ墨も、えぇ眺めじゃあぁ〜」