還暦熟女調教志願 … 弐
今日はこれで終わりだ。
よく辛抱したな。
この調教で女の悦びも蘇ってきたようだ。
仕上げにご褒美をやろう。
若くて硬い肉棒だ、試してみろ。
おい、入ってきていいぞ。
「部長、ご無沙汰してます」
「私ですよ、部下だった」
「驚きましたよ、部長にこんな趣味が…」
「でも、光栄だな」
「憧れだった部長を抱けるなんて」
「えっ?… どうして?」
「どうして ここに?」
恭子 60歳。
尚美のこと【鏡 後編】
鏡の向こうに、汚されて辱められている女がいる。
そして、その女を汚して辱めている、もうひとりの私という共犯者がいる。こんなに尚美を汚していいのか、こんなに尚美は惨めなのか。ひとの所有物を、あんなに…。背徳と欲情も同じ神経回路なのだろうと、ふと思う。
鏡は、見えているものを映すと同時に見えないものを実像化する。隠れた本質の部分をあからさまに晒してくる。
尚美は私の差し出したデザートを味わっている。次第に昇りつめる為の快感の波が大きくなって押し寄せてくる。私は彼女の口から、既にチョコレートの拭われたペニスを抜いた。そして次の準備に入った。まだ愉しみたいことがあるので果てるわけにはいかない。
私は床に鏡を置いて、その上に吸盤式のディルドを付けた。とてもリアルな模造のペニスが天を突いている。
尚美は自分が何をするのか、何をされるのかをもう悟っている。
「この上を跨いで、自分で入れなさい」
彼女の手枷のチェーンを外して命令調に言った。
「自分のあそこを見たことがあるか?」
「入っているとこを見たことあるか?」
彼女は私の顔を見て首を横に振った。床の鏡はそれを全て映して実像を晒そうとしている。
「いや… 恥ずかしい… 」
「手で添えて入れてみろ」
彼女は唇を噛んで躊躇に打ち勝とうとしている。鏡を見ながら模造の亀頭を壺の入口に誘導しようとするが動作がぎこちない。
「あっ… あ 」なんとか、壺の入口に当てることができた。
模造のペニスは私の本物より1.5倍ほど太くて長い。
「だめ こんなの 入らない」
そんなことはない。彼女の壺の潤いは充分ある。私は何も言わず近寄って彼女の肩に手をやって押し下げた。
「あっ … あぁぁ〜 」模造のかり首が入口を少し入ったところで止まる。それから体重を加担させて一気に奥深くへ収まっていった。
「見えたか?入っていくところが… いやらしいな」
「いや… 言わないで」
尚美は腰を落として深く入れたままじっとしている。動かすのを怖がっている。
「さぁ、動かして、もっと見てみろ」
彼女は従った。腰を浮かして、沈めて、また浮かして、。腕を支えに膝を使って繰り返した。
「見えるか?」「は い… 入ってます」
鏡に映っているのは、現実を超えた、本質的な実像だった。
私は汚れたままの尚美と交わった。
猥褻な衣に包まれた彼女を見ながら、もっと汚して、もっと辱めながら犯してみたいと、また例の身勝手な妄想にとり憑かれながら… 胸が締めつけられる快感のなかで… 果てた。
「唾液をちょうだい 私の口に垂らして」
「もっと」
「そのまま 私にキスして」
※絵の中で尚美の落書きは省略させて頂きました。