牝犬調教
女将「和子さん、ここの暮らし、だいぶ慣れてきたみたいね」
和子「・・・・・」
女将「よく頑張ってくれて助かるわ」
「おかげさまで毎日予約でいっぱいよ」
和子「・・・」
女将「この調子だと予定より早く借金が返せそうね」
和子「・・・・」
女将「もう・・もう、早く出して」
女将「わかったわ、早くお家に帰してあげるようにしてあげる」
和子「本当?・・本当ですか?」
女将「ええ、本当よ」
「いいこと思いついたの、ふふ、いっぺんに沢山稼ぐ方法よ」
和子「・・・?」
女将「あら、急に不安そうな顔しちゃって」
和子「・・なん・なんですか?」
女将「それはね、大勢のお客さんの前でお仕事してくれたら…」
「みんなからお金もらっちゃうの、ふふふ」
和子「そんな!・・・嫌!、、嫌です!」
「何を・・・何をさせる気なんですか?」
女将「大丈夫よ、ただの余興だから」
「実はねぇ、もう招待状配ってるの」
「ふふふ、皆さん悦んで参加してくださるみたいよ」
和子「嫌っ!」
襖の内 女将が客席を覗いている
女将「ねぇねぇ和子さん、すごい人よ、30人くらい…」
和子「お願い、やめて、、、嫌です!駄目!」
女将「ここまできたら、折角だから愉しんで稼ぎましょうよ」
和子「嫌っ!嫌っ!、、お願いです、もう許して!嫌っ!」
女将「権蔵、吠えてうるさいから口枷をしてちょうだい」
「あと、、、ふふ、しっぽもね」
和子「やめて!・・・ううぅ・・んぐ」
「んんんんぅぅ・・ううう」
女将「権蔵、準備はできた?」
「じゃあ出番よ、ちゃんとついてらっしゃい」
権蔵が襖を開ける
女将「皆様、本日はお忙しい中ご来場いただききありがとうございます」
「これからこの屋敷で飼っている牝犬和子の調教をご披露いたします」
「粗相がありましたら皆様も遠慮なく、ふふふ、躾けてやってくださいませ」
三角木馬
女将「和子さん、どう? ふふふ、すごいでしょ」
和子「・・・・・あ…あぁ」
女将「あらら、へたれこんじゃって」
「あれ、何だか見ればわかるわよねぇ」
和子「・・・いや」
女将「お客さんがね、わざわざ作ってくれたのよ」
「和子さんが『一番乗り』、ふふ」
「って言うか、和子さんのために作ってくれたみたいだけどね」
「皆様から愛されてるわねぇ、ふふふ」
和子「・・お願い・・・使わないで…」
女将「なんてこと言うの? 折角頂いたものなのに、、もったいない」
「すごく良く出来てるみたいよ、 例えばね…」
和子「・・・やめて」
女将「あの張り型、節が付いてるでしょ、ぐるぐる回せるみたいよ」
「後ろのお尻用のは伸びちゃったりしてね、ふふ」
「それに両方、ポンプで先っぽから液も注げるらしいの」
和子「・・・・・・・」
女将「今夜は私もお手伝いすることになってて…」
和子「そんな!・・・嫌です、嫌!」
女将「だって、二人がかりじゃないと使えないじゃない」
和子「お願い、許して・・こんなの、、これは嫌」
玄関の引き戸を開ける音。
女将「あら、お客さん、来られたみたいね」
土蔵へ
女将「和子さん、、どうして?…」
「まんまと逃げきれると思ったわけ?」
和子「・・・」
女将「そんなことしても無駄なのよ」
和子「・・・・・」
女将「逃げても帰るところなんてないのに…」
「またここへ連れてこられるだけ…わかった?」
和子「・・・ご、ごめんなさい」
女将「ごめんなさい?」
「あーそうですか、って済まされると思ってるの?」
「呆れたぁ、、みくびられたものだわ、私達も」
和子「・・・ゆるして・・ください」
女将「ほんと!調子いいわねぇ」
「そうねぇ、わかったわ、ええ」
和子「・・・・・」
女将「逃げたらどうなるか、、体に教え込んであげるわ」
和子「・・・?」
女将「権蔵!和子さんを離れの土蔵に連れてって」
和子「・・・嫌っ、もうしませんから、、赦して」
女将「おとなしくして、、和子さん」
「権蔵!」
(女将と権蔵、和子を連れて土蔵へ)
風呂場へ
(和子、牢の中。女将、牢の外)
女将「和子さん、大丈夫?起きてる?」
「昨日の朝からぐったり横になったままだから、心配しちゃうわよ」
和子「・・・」
女将「…初めてのお客さん、どうだった?」
和子「・・・・・」
女将「でも、あのお客さんね、
ふふ、和子さんのこと、すごく気に入っちゃったみたいよ」
「本気で嫌がって抵抗してるとこがよかった、なんだって、、」
「皮肉よね」
「来週も予約してくださったのよ、お礼を言うわ」
和子「・・・もう …嫌・・・」
女将「こんな歳で三回も出来た、って、ふふふ、悦んでいらっしゃった」
「尺八も慣れないところが、また…」
和子「…もう、言わないでっ」
女将「それからねぇ、、いやいやしてても、そのうちぐっちょり濡れてきて…」
和子「駄目っ、嫌っ、…もうそれ以上… お願い」
女将「あら、もっと聞いてよ、私、嬉しくって…」
「お客さん、和子さんの綺麗で美しい躰に夢中になって
つい虐めるの忘れてむしゃぶりついちゃったって、ふふ」
「今度は奥の座敷でたっぷり虐めたいんだってよ」
和子「…ああ、もう… ほんとに…」
「…お願い、もうあっちへ行って」
女将「あら、つれないお人ね」
「喜んでくれると思ったのに」
和子「…そんなこと、、、お願い、ひとりにして…」
女将「でもね、はいそうですかって言えないのよ」
和子「・・・・?」
女将「今夜、次のお客さんが入ってるの」
和子「…え? 今日なの? 嘘でしょっ、嫌です!嫌っ!」
女将「・・・」
「ねぇ、和子さん、あなた何様のつもり?!」
「あなたはここへ売られてきたのよ、置かれた立場を考えなさい!」
和子「・・・ああぁ ううっ・・・」
女将「ここを出て、お風呂場に行くのよ」
「お汁まみれで、さっきからツンて臭くって臭くって、」
「中のお液もきれいに出さないと、ね」
「そのままじゃ、お客さんに失礼でしょ」
和子「・・・うっ、うっ 」
女将「さぁさぁ、さっさと出て」
女将「権蔵の手助けがいるんなら呼ぶけど?」
和子「…い…や」
座敷へ
女将「あら、その長襦袢、いいじゃない」
「上品で美人な和子さんってなに着ても似合うのね」
「ふふ、ピルも飲んでくださったのね、ありがとう」
和子「・・・・・」
女将「早速だけど、お客さんがお目見えなの」
「お座敷に行きましょうか」
和子「…え?…今ですか?、こ、これから?」
女将「そうよ、いつまでもここにいてもしょうがないでしょ」
「あれからずっと泣いてたんだから、、
いい加減、踏ん切りがついたんじゃない?」
和子「…お願い、、ゆ、ゆるして…」
女将「まだそんなこと言ってるの?」
「権蔵呼びましょうか?」
和子「待って、、待って…わかりましたから、、もう少しだけ…」
女将「大切なお客さんなんだから待たせないでね」
(牢から出て座敷へ)
(襖を開ける)