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淫梅戯画【後編】



この好色坊主も、抗う女を手籠めにするために縄捌きは手馴れたもの。お梅を大股に拡げて縛っては淫行に勤しんだ。


見ず知らずの坊主にあわれもない姿で黙々と嬲られるお梅。その情景に筆を走らせる興悦。


「おい坊主、手管と玩具遊びはもうええ」

「姦通にうつれ」


それを聞いたお梅は眼を剥き、激しくかぶりを振る。


「旦那さま それだけは それだけは 」

「…  堪忍してくださいまし」


坊主の摩羅が一層膨らみ天を突く。


「お梅、坊主の摩羅をしゃぶれ」


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坊主の淫技で幾度も昇天したお梅。摩羅を咥える顔もやがて火照り紅くなる。筆を止め、唾液が泡立つ音を聞きながら見入る興悦。


「もっと、もっと丹念にしゃぶれぃ」


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坊主は辛抱できないのか、お梅の口を離させる。坊主が興悦の顔を伺う。興悦が顎をしゃくる。


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女陰を押し分けて挿す摩羅の棒。抜き挿しで壺から溢れた汁が音をたててほとばしる。


「あぁぁぁ〜〜」「ぐぅぅぅ〜」「いぎぃ〜」


坊主は縛りを変え、前から後ろ、横から突き捲る。一度昇天したお梅は、堰をきるかのように間を置かず、幾度も昇天を繰り返す。絶倫の坊主も白い液を放つもじきにまた勃たせた摩羅を壺に納める。


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「お梅、ええんか? どうなんじゃ?」


「いいぃぃぃ〜 い いぃ」

「旦那さま み みない でください まし」



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「も… も もう… 堪忍して くださいませ」

 「お梅は この先あっては 狂るうて しまい ます」



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興悦は腰を上げ席を立つと、筆と紙を持ってお梅と坊主の傍へ移り座った。そして、交わる互いのものを紙に写しとる。


見ては写し、見ては写し… と。



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坊主とお梅が一斉に昇天を迎える。興悦も筆を止め写しを終える。


興悦は写し描いた紙を千切ると、仰向けに横臥したお梅の胸元へ放り投げた。そして同時に言葉も投げ捨てた。


「この、淫蕩女が!」



… 完





プロフィール

鐸(たく)

Author:鐸(たく)
中国地方在住。
60代男性。
自作の緊縛画、責め画を展示し、
その想いや色事を綴っています。
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