不貞妻折檻 参
妻を預けて三ヶ月が経とうとしている。昨日もUSBの入った封筒が届いた。風体に似合わず律儀な男だと感心する。動画の冒頭には肛虐のための浣腸を準備する模様が映っている。妻は縛られたまま顔を背けて、器具の重なり合う音に怯えている。実は肛虐の動画はこれでニ度目である。一度目は逃げ惑う妻を押さえつけ、縛り、無理やりに… 。浣腸されるまで泣き叫び赦しを懇願していた。
妻「ね、ねっ、お願い!そんなこと、やめて!」
男「奥さん、これは折檻じゃが調教でもあるんじゃ」
「女の体ちゅうんは不思議でのぉ」
「尻の穴も仕込み次第で気をやることもできるんじゃ」
妻「いやっ!いやっ!ゆるしてっ」
男がビデオカメラの位置を気にして置き直す。
妻「やめてっ!撮らないで!」
今観ている二度目の動画には、浣腸を施され排泄をさせられた妻と、その後、膣と肛門に淫具を挿入され弄られている様子が映っている。涙、涎、潮、汁、夥しい液に塗れている妻。夫は妻にそんな穴があることさえ忘れていた。一度目とは違って悦楽の渦に溺れ喘ぎ悶えている。何度も昇り詰める妻に男は容赦ない責めを続ける。妻は昇り詰める度ごとに強く深いアクメを迎え、快感を増してようにみえる。
暫くして男は手を止め、妻の縄を解き、薄汚いせんべい布団を敷いて裸の妻をその上に投げ出す。
男「ほら、舐めるんじゃ」
「教えた通りにしてみぃ、気を抜くなよ」
「しっかり勃たせんと尻の穴に突っ込めんぞ」
妻「… え? … い、いや」
これから繰り広げられる動画には、いよいよ肛門姦通が映し出されるようだ。妻が処女を奪われ生まれ変わる瞬間、淫気な緊張感が漂う。
男「奥さん、玩具と違うて儂の肉棒はええぞぉ」
妻「んんん … んぐ、んんぐ …」
奉仕をしている妻に男が卑猥な言葉を浴びせている。じゅぼじゅぼという泡立つ音も相まって媚薬効果なのか、目を虚に微睡みながら続けている。
男「奥さんと仲良う出来るんもあと少しじゃな」
「折檻が終わりゃあ亭主の元に帰しちゃるけぇ」
妻「… ? … い、いやっ」
男「?なんじゃ、帰りとうねぇんか?」
「ほぅぅ、ここが気に入ったか?」
妻「 … ち、ちが、ちがい ます … 」
妻が一瞬、ビデオカメラに目を向ける。動画を観ている夫と目が合う。耽溺な不貞をはたらいた妻は今、恥辱の折檻を受けている。男の調教で淫蕩な性に仕込まれている。どんな顔をしてこの家に帰って来るのだろう?…いっそこのまま、男の物になってしまった方が妻は楽なのかもしれない … 。
男「尺八、なかなかのもんになったのぉ」
「ご褒美じゃ、後ろ向けぇ」
「挿れちゃるけぇ、おら、力抜かんか」
妻「あっ… い、いた い … あ ああ …」
妻を預けた翌日から地下室の改造に取りかかっている。そして昨日完成した。夫は階段を降りて扉を開ける。その部屋には数々の拷問具と責め具が置かれている。壁にも天井にも… 。
奥には、帰ってきた妻が棲む、鉄格子の檻牢がある。
つづく …