還暦熟女調教志願 … 五
三年前の事でした。
私はクライアントとの打ち合わせという事で、担当者のお宅まで伺うことになりました。そこで担当者という男性から出されたコーヒーを飲んで暫くして意識を失い…。
気がついたら、何処か屋敷の地下室に横たわっていました。そこで私は、その男に縄で縛られ裸にされ、凌辱の限りを尽くされたのです。会社へ急病で数日欠勤するという連絡を強いられ、それから三日三晩監禁されて、弄ばれては犯され…。
男はその様子を動画や写真に撮り、私を家に帰した後も脅かし続けました。それは金銭ではありません。呼び出しあれば男のもとに跪き、性欲の捌け口、性奴隷として、有無を言わさず私の体の隅々を貪り続けました。
実は、その男は以前から私をつけ狙っていたのです。その頃の私は57歳。接客のために容姿には気を使いジムにも通っていましたが、それでも顔には皺が目立ち、弛んだ体と垂れた乳房。男はその乳房を掴み揉みながら血走った目で私を眺めながら欲情してました。どうして私なのか?
ある日、男は別の事件で逮捕され刑務所に入りました。私は性奴隷から解放されたのです。でも…男が与えた被虐は、私を知らぬ間に耽美な官能へと陥れてたのです。虐められ弄ばれることへの悦び… やがてその疼きは、麻薬のように私という女を蝕んでいました。
私は昼も夜も、あの災難を思い出しては自慰に耽りました。そしてある日、自ら志願し調教師の棲む館の門を叩いたのです。またあの疼きを求めて…。
私は今年で60歳、還暦です。
諦めて仕舞っておいた性への欲望を求めるために、また奴隷に堕ちていく決心をしたのです。