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仕置き寺

 
 
此処は奥深い山谷にある「仕置き寺」。
時は大正、姦淫の罪を犯した女房共が此の寺に送られてくる。
 
夕刻、女房共は坊主に引導されて折檻堂へ。
着物は剥がれて紅褌を着けられ、縄に吊られて連座させられる。
暫くすると、廊の板を鳴らして巨僧がやって来る。
身を寄せ合って慄く女房共。
 
巨僧は辺りを見渡し、徐に褌を外すと丸太のような、此れも巨摩羅が晒される。
其れを目の当たりにした女房共は驚愕し泣き喚き、ある者は気を失い、諸者の唸る声が猿轡の奥から籠り渡る。
 
「さぁて、今宵はどの贄にするかの」
 
 
20240220182644c14.jpeg
 
 
連座から一人選ばれる。
巨僧は其の女房の吊り縄を解き、髪をひっ掴みすると前に引き出した。
 
「おまん共、よぉく見とくんじゃ!」
「けぇから姦淫の罰責めじゃ!」
「おまん共が好いた摩羅をもう一遍味うがええ!」
 
 
2024022018270895c.jpeg
 
 
しかし… この贄の女房は冤罪だった。
 
庭の植木屋に色目を使ったと言って亭主が腹を立てた。
もちろん、嫉妬深い亭主の思い込みであった。
亭主は姦通したであろう、と植木屋に言いかがりをつけ、植木屋は亭主の怒りの迫力に押されて偽証した。
 
巨僧はいつになく欲情した。
無理もない、其の女房は連座した誰よりも美しく、輝くような白い肌をしていた。
 
 
 

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No title

俗に言う、デカマラですね❗

Re: No title

潮来の伊太郎さん、ありがとうございます。
巨漢と細身の熟女、絵になりますね。

淫靡な信仰

いやー、これは実に淫靡ですね。
捕らわれた女たちが快楽と恐怖の狭間を見せつけられて、いずれは全員がデカマラなしでは日々生きていけなくなるんでしょう。その光景を垣間見たいです。
これも信仰の一つですね。

Re: 淫靡な信仰

choboさん、ありがとうございます。
信仰的に言うなら「色欲悦可」(笑)かな?
この寺に入信してみたいですね。
プロフィール

鐸(たく)

Author:鐸(たく)
中国地方在住。
60代男性。
自作の緊縛画、責め画を展示し、
その想いや色事を綴っています。
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不快と感じられる方の
閲覧はご遠慮ください。

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