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好奇

僕が責め画を描きたくなった訳…
ひとつはSMという世界に惹かれ、
その妄想の物語を絵にしたかったから。

もうひとつは技巧的なこと。
それは、純粋な?動機  肉体の描写である。

イラストレーターで山本タカト氏という方がいる。
陰影を使って立体的に表現するのではなく、
「線」で、肉体や表情を繊細に描写している。
デッサンではなくクロッキー的な画風。
氏の描くのは細身な美少年、美少女が多い。
その絵空間からは耽美な綺譚が漂う。

僕は熟した肉感的な躰に惹かれる。
しわ、弛み、肉と筋、、年期が入った躰は人生の深みを感じる。
人にとって衰えは寂しく恥ずかしいものかもしれない。
それを晒したくない羞恥心と、生きた時代に備わった貞操観もまたある。
だからこそ、被虐の対象にしたくなる。

「線」で、その躰を官能的に描いてみたい。と思った。
線が多ければ老ける、表情は哀しく苦しくなる。
その具合を画面で弄んでいる。
その時折々の好みで「線」を増やしたり消したり…。

でも、まだまだ未熟。

浮世絵春画にも感化されたこと。
それはまた次回の機会にでも。






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プロフィール

鐸(たく)

Author:鐸(たく)
中国地方在住。
60代男性。
自作の緊縛画、責め画を展示し、
その想いや色事を綴っています。
18歳未満のかた、
不快と感じられる方の
閲覧はご遠慮ください。

リンクはご自由に。(ご一報頂ければ有り難いです)
色々なご意見やご感想もお待ちしております。

※メールフォームは現在使えない状態です。
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in_en_garou@yahoo.co.jp

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