恥辱の菊
女将のいる部屋
女将「あら、中原先生、ご休憩なの?」
中原「ああ、、冷たいお茶をくれ」
女将「まぁ珍しい、お酒じゃなくていいんです?」
中原「いや、お茶でいい」
女将「ふふふ、随分気合いが入ってるみたいね」
「汗びっしょりだし…」
中原「・・・・・」
女将「和子さん… 大丈夫かしら」
「先生に責められて… 今、もうぐったり、、なんでしょうねぇ」
「なんか、羨ましい…」
中原「…よく言うな、前、許してくださいって泣き喚いていたのは何処のどいつだ」
女将「だって・・先生…すごくて…」
「狂い死にしちゃうって、、あの時、本気で思ったんだもん」
中原「それより女将、あの権蔵という男、どうにかしろ!」
「襖から覗いてばかりいて気が散って仕方がない」
女将「あら、、また? ごめんなさい、よく注意しておくわ」
中原がお茶を飲み終える
中原「そろそろ戻る」
女将「あら、もう?」
中原「女将、ちょっと手伝ってくれ」
「例のもの、準備して部屋まで持ってきてくれるか?」
女将「え?いいの? わっ、嬉しいぃ~~、ふふ」