乳房
男「近頃ね、死後の世界のこと、よく考えるんだ」
女「天国や地獄っていうこと?」
男「それも含めて」
女「そう」
男「先に行ってる向こうの人達に、また会えるのかなって」
女「どうなんでしょうね」
男「そっぽ向かれたり、居留守を使われたり、
『お前なんかに会いたくない』って言われたらどうしよう」
「そんなこと考えたら不安になるんだ」
女「不安になること、何かしたの?」
男「…わからない」
「向こうの人たちは僕のこと見透かしていて、
偽善なところ、卑怯なところ、全部知ってるんだ」
「そんな僕とまた仲良くできると思う?」
女「あなたって、臆病なひとね」
「安心して。もし私が先に行って後からあなたが来たなら、
満面の笑顔とハイタッチで迎えてあげるわ」
男「ありがとう」
女「ねぇ、くすぐったいってば」
「そんな話聞きながらお乳揉まれてても、、感じないわ」
男「僕は感じてるよ」
女「嘘ばっかり、ほら、勃起なんてしてないじゃない」
男「嘘じゃないよ・・・」
「・・嘘じゃない・・・」
女「…あら、、寝ちゃったの?」