『異聞・花と蛇』
奇才・団 鬼六氏の遺志を継ぎ、
小池一夫氏・叶 精作氏が描く「究極のエロス・狂気の世界」
生前の団氏と親交のあった小池一夫氏が、
その作家魂を見極めるべく
「団鬼六事務所」の協力を得て取り組んだ書。と、いうこと。
団 鬼六氏が求めた世界。
それが培われたエピソード。
また、座右の銘や言葉の数々。
作と画の二人がその想いを胸に
究極のエロスを求める旅が描かれている。
叶 精作氏の描く女性像も艶やかで美しい。
氏の描く緊縛画。
この本を求めたひとつの動機でもあった。
一巻を読み終わり、二巻への期待…
と、継ぎなる欲情が湧いてくる。待ち遠しい。
「眼の芯」に惹かれる。
(一部 抜粋文)